星野源に希望を貰ったこと
今回は少し長くなります。
先日、星野源の最新アルバム『POP VIRUS』を購入したわけだが、正直な感想を言うと、『POP VIRUS』めちゃくちゃよかった。アルバムのタイトルにもなっている『POP VIRUS』もそうだし、『アイデア』も『Familiy song』も『サピエンス』も全部よかった。全体的な曲の音作りも、曲同士でまるで一つの長い曲を聴いているかのようにきれいで、引き込まれるような音で買ってよかったと思えるアルバムだった。
ここまで『POP VIRUS』を語っておいてなんだが、僕は星野源の熱狂的なファンというわけではない。確かに曲も演技も本もラジオもできる、マルチタスクな彼はかっこいいと思うし、実際どれもすごくいいと思う。彼を知ったのも普通の人とほぼ同時期だったし、iTunesの曲の再生回数も、サカナクションやほかのアーティストと比べるとすごく少ない。
じゃあなんで星野源聴くねんという話だけど、『地獄でなぜ悪い』(最初に張った動画の曲)に救われた(大げさ)からだ。
初めて彼の曲を聴いたのは、高校生の時、親が買ってきた『YELLOW DANCER』という彼のアルバムを聴いたのが最初だった。
このアルバムは有名な『SUN』と『時よ』が入っていたアルバムで、その中に『地獄でなぜ悪い』も入っていた。
当時彼は、NHKで『LIFE』というNHKにしては珍しいコント番組に出演していて、その番組で知った僕ら親子は、このアルバムを無事、TUTAYAで購入するに至った。僕は当時、星野源なんてただのコントに出てた人ぐらいだったから、歌手としての興味はなかった、だから親の運手する車の中で流れていても、ほとんどの曲を聞き流していた。
それから少し経って、進路という大きな壁にぶつかることになった。ここで僕は、一度はあきらめた将来の夢にもう一度挑戦しようと、ある専門学校を選ぶ決意をした。当時通っていた高校とは全くジャンルの違う専門学校だったし、その職業に就くのも難しいということで、僕は担任に、ひとり呼び出され、こっぴどく説得された。(こっぴどかったのでこっぴどかったと書く)僕は結果、この夢に少し曇りがかかってしまった。さらに追い打ちをかけるように、親が親戚に『息子の将来が(専門学校に行くことで)不安だ』といった旨の相談をしていることを偶然耳にし、複雑な家庭で育った僕からすれば、唯一の味方だった母から裏切りともいえる行為を受けることになった。一度あきらめた夢を復活した僕のことを、親は応援してくれている物と思っていた僕は、もう落ち込むに落ち込んだ。夜あまりの悔しさに泣きに泣いたし、親と喧嘩もした。
そんな中youtubeの"あなたにオススメ”の欄に出てきたのがこの『地獄でなぜ悪い』だった。僕は当時group_inouというアーティスト(当時すでに解散済み)にハマっていてyoutubeでよく聴いていて、その関連できっと現れたんだと思う。
再生ボタンを押した瞬間流れ、僕がこの曲の虜になるまで、そう時間はかからなかった。『ここは元から楽しい地獄だ』このワンフレーズで落ちた。そこから先の歌詞は、すべてが僕の心にグサグサと刺さった。あぁ、この世は楽しい地獄なんだと、何度も何度も聞いた。ほんとに。youtubeだけじゃ足らずに、親の車に置いてあった『YELLOW DANCER』をこっそり持ち出し、iTunesに取り込みiPhoneでまた、何度も何度も聞いた。その時見たブックレットで、彼の味わった”本当の地獄”を知り、もっとこの曲が好きになった。僕はこの曲でもう一度頑張ろう、地獄を進んでいこう、とやる気を取り戻すことができた。その後、僕は親を説得し、親にも今の夢を納得してもらったし、先生にも頑張る旨を伝え、今、その専門学校で夢を目指して頑張っている(つもり)。
今いる場所が”楽しい地獄”かどうかは自分ではわからない。今自分がその”地獄”を進めているかはわからない。ただ僕がこの曲からもらったものは大きいし、今でも星野源の曲の中で一番大好きな曲だ。
将来の夢につけるかどうか、正直今は不安でいっぱいでしかない。でも僕もただ進むしかない。その先の”地獄”で僕を待つ”誰か”のために
今月のベルマーク収集結果&ベルマークを集め始めたワケ
今月のベルマークの合計点数は21.8点でした。先月は34点だったので先月と比べると-12.2点でした。統計点数は151.6点になりました。
さて、本題に入りたいと思う。去年の『今年の漢字』は『災』だったように、去年一年はすごいくらい災害まみれだったわけで、自分の住んでいる博多も例外ではなく、去年の7月、西日本豪雨に被災(て言っていいのかわからないけど)した。博多はさほど害が無かったとは言え、河口のすぐそばに住んでいる自分にとっては、一大事だった。LINEで被害の大きいところに住んでいる友達から次々と氾濫した川の画像が送られてくるたび、何をもって逃げようとか、浸水したらどうしようとか必死に考えていた。実際自分の住んでいる棟の入り口あたりまで水が迫っていたらしく、まんざら他人事でもなかったのかなぁと思うことになった。
ベルマークを集め始めたのはその直後だった。きっかけはペットボトルの飲み水についていたベルマークからだった。ふと気になって、ベルマーク教育助成財団の公式サイトにアクセスしてみると、たくさんの活動が、ベルマークによって行われていた。その活動の一つに『被災地支援』という欄があってこれだ!と思ったのがきっかけ。それだけ。まさかそれだけの動機だったベルマーク集めが、4ヶ月近くも続くとは思わなかったし、趣味レベルにまで発展するとも思わなかった。自分の熱心な収集のおかげで、周りの友人もベルマークをくれるようになったりと、どんどんと点数が膨らむようになり、去年一年だけで100点を余裕で突破することができた。100点は自分の中でも目標にしていた一つの壁だったので、超えた時は純粋にうれしかった。
寄贈は、来年行おうと思う。集めたベルマークは個人で使うことはできないので、どこかの学校にでも寄贈しようかと考えている。寄贈したベルマークが何に使われるかは、自分ではわからない。学校の石灰かもしれないし、ボールかもしれないし、コピー機かもしれないし、防災のための道具なんかに使われるかもしれない。ただ言えるのは、ベルマークを通して、自分が災害をどういう風に感じるようになったかそっちの方が自分的には重要で、どう使われようが関係ないかなと思っている。
今年一年もベルマークの収集頑張ります
マックでの出来事。
天神に『POP VIRUS』を買いに行った帰りに、期間限定(?)の『チーチーダブチ』が食べたくて商店街のマックに立ち寄った。1月下旬の夜ということもあって、めちゃくちゃ外は冷え込んでいて、さっさと買って店内で食べようと思いレジへ向かう。
店員Å「店内でお召し上がりですか?」
めちゃくちゃ早口、しかも真顔、正直テンパりかけた。最初接客嫌なのかなと思うぐらい早口で真顔だったので、心の中で少し戸惑ったが、「はい」と短く返事をして、「チーチーダブチ単品で」と注文をする。
390円だったので1090円で支払う。こういう1000円+端数の支払いが好きで、持ちがあればこういう支払いをしてしまいがち。
「レシートの番号が画面に表示されますのでお待ちください」と店員Aにレシートを渡され、画面の前で待った。待っている間も別の人の注文の時、店員Aは早口だった。心の中でついつい『めちゃ早口やん。。。』と呟いてしまう。
待った末、出てきたのはあの茶色いお持ち帰りの袋だった。一瞬時が止まる。確かに自分は「はい」といった(これは絶対)。しかし男ほえい、こんなことでは怒らない「おまたせしました」といった店員Bに笑顔で「はい」と言いながら受け取りさっそうとその場を後にする。
この寒さの中家まで帰ると、バーガーがありえんぐらい冷たくなる、背に腹は代えられなかったので、歩き食いをしてしまった。味の感想はさておき、地下鉄で帰ろうと思っていたので、天神地下街内の駅へと向かった。
券売機の中で財布を開き、ここで気づく
「お釣りの700円がない・・・」
いや、確かに自分はチーチーダブチ390円に対して1090円払った。道中お金を落とせばイヤホンつけてないのでわかるし、ポケットやお持ち帰りの袋にも入ってなかった。『やられたっ!』心の中で舌打ちし、商店街のマックへ戻る。戻る最中も、絶対受け取ってないよと心の中で反復しながら戻った。怒ってはなかったけど。
マックまで戻ると、一番最初に目に入った店員Bにレシートを見せ「すみませ~ん。お釣りの700円もらいそびれたんですけど~」と下出に言った。店員Bは一瞬怪訝そうな顔をしたがすぐ笑顔に戻り、「チーチーダブチであってますか?」といい自分は「はい」とまた短く返事した。「わかりました~確認するので少々おまちくださ~い」と店員Bは言うと、店員Aに向かって「ニイヅカァ!お釣りちゃんと700円渡した?」とキレた。(注意というよりキレに近かったよあれは)そしてここで自分はハッっと気づいた。
店員A(以下、ニイヅカさん)はバイト初心者なのか!初心者だから早口だし、お持ち帰りにしちゃうし、笑顔もなかったのか!自分の中でドンドンつじつまが合っていく。それはミスしてもおかしくはない!
しかしここで我に返る。自分のせいでニイヅカさんはこの後、確実に怒られる。たかが700円で、(学生の自分にとってはされど700円だが)ニイヅカさんはバイト終わり確実に凹む。自分もバイトしてた時は、ミスしたとき凹んだのですごくわかる。
あんまし怒んないであげてね~と思いながら700円を受け取ると、バツが悪かったのでそそくさ帰ってしまった。
というか店員Bさん、お客さんの前で怒らないで上げてほしかった。少なくとも慣れてないレジで緊張してたはずだし(初心者なら)、お釣りの渡し忘れは起こりうることだから、せめてバックボーンで注意してほしかった。自分もなんだか悪いことしちゃった気がするし誰も得しないと思うから。
今更挨拶
あけましておめでとうございます
すごく遅れました
それだけです
2018年観た良かった映画、衝撃だった映画 6選(旧作メイン)
実は映画が好きなんです。Twitterであんまりそういう話をしないので初耳の人も多いかもしれないですがほんとに好き。
今年は忙しくて、あんまり新作を見れなかった年だった。見たかった映画はすごく多い年だったので物凄く悲しい...
なので旧作メインで紹介していこうと思う。
感動する映画、興奮する映画、考えさせられる映画と色々書いていくのでよろしくね
きっと、うまくいく
2009年のインドの映画。
「今日は成績発表日 誰もが必死で神頼みだ」や「牛神様 合格点を 草をどうぞ」といった大学生御用達画像でお馴染みのインド映画『きっと、うまくいく』ですが、あまり知られていないこんな男子大学生向けのカットもありますのでお納めください。私は自戒を込めて学科垢のアイコンに設定しています。 pic.twitter.com/VVBL2MFuGj
— だーはら (@W_gakuin_KH) January 16, 2017
この画像で有名な映画。
3時間ある映画で、挿入歌というか、インド映画特有の歌とダンスも多く飽きない。内容も全く薄くなく、基本は学園(大学)コメディで、きちんとインドの社会問題をテーマにしていて、話も展開も驚きがあり、引き付けられる作品だった。インド映画見たことない人にはオススメ。
ニューシネマパラダイス
1989年の映画。
primeで見れるのでぜひ見てほしい。
大号泣。
この映画だけで3回も泣いてしまった。
結構有名な映画だと思うので、観たことある人もいるのでは
とある映画の大好きな少年の人生の物語なのだけれど、恋愛だけでなく、好きなものに対する姿勢、家族愛など、絶対泣けるやんというものが詰まっている作品。落ち込んだときとかに見ると絶対に泣くやつ。元気もらえます
ただこの映画、人によっては泣けない人もいるみたいなので、泣けなかったらすみません
ちなみにこれをレンタルで借りた俺は、返却日ギリギリに見てしまい、泣き顔でパンパンに腫れた眼で、ゲオに返しに行ったので、primeで見ることをオススメ。
レディ・プレイヤー1
2018年の映画
最高
これぞ大衆映画!って感じの映画。さすがスピルバーグ
本作のテーマであるゲームはもちろん、映画や音楽など、様々なポップカルチャーの影響をモロに受けている作品で、めちゃくちゃ興奮できる映画に仕上がっていた。
一般の人はモチロン、オタクが強烈に興奮するようにできている映画だった。もういたるところに好きーーー!!!ってなる要素が含まれているのでオタクにオススメ。(広告にあるガンダムもその一つ)
おいそこのオタク。観ろ。
ダンサー・イン・ザ・ダーク
2000年の映画
まず最初に言っておきたい。
この映画は絶対に元気のある時に見てほしい。
というのも、この映画確かにいい映画だし、観てほしい作品ではあるんだけれど、なにより話が極限に重い。観終わった後、とてつもない虚無感に襲われた作品だった。それぐらい衝撃度の高い作品だし、ヒューマンドラマとしてかなりいい作品だと思う。
この作品、それゆえにネットの評価も賛否両論で、俺は好きだったけど、たぶん無理な人は多い。
人生ってこういうもんだよっていうのを見せつけられてる気分になる
観てほしいけど、病んでも知らないですよとだけ言っておきたい
インターステラー
2014年の映画
すごいSF映画だと思う。
監督が意識したという『2001年宇宙の旅』を感じさせる部分も多かった(AIと一緒に宇宙へ旅立っている所とか)
しかし、この『インターステラー』と『2001年宇宙の旅』とでは映画の感触が全く違う。
この『インターステラー』はより、『人間の感情』に焦点を置いた作品なんだなと感じた。
(この作品についてはもっと語れるけどこれ以上長くしたくないのでまた今度の機会に書きたい)
セッション
2014年の映画
やっべ~映画
もう最後のシーンのためにこの映画見る価値あり
最後のシーン、すごすぎてずっと笑っていた。(別にこの映画はコメディではない)
この映画はかなり痺れる内容だった。
やばさを体験してほしいのであんまり内容には言及しないけど是非、いや絶対に見てほしい作品の一つ。
まとめ:今年は見たかった映画が見れた年だった
今年はずっと観たかった映画が見れた年でもあった。
ずっと探していた『未来世紀ブラジル』(マイナーすぎるので紹介しなかったけどこれも名作)や『ソラリス』などSFの名作を漁れるいい映画年だった。
また自分自身観る映画の範囲を広げれたのもよかったかなと思う。
『アウトレイジ』や『日本で一番悪い奴ら』なんかの俗にいう『ヤクザ映画』も観れたので良かったかなと思う。
またコアな映画(ソドムの市などの”””ゲキヤバ映画”””など)も観れたので良かった。
来年のラインナップはすでによさげなものがたくさんあるので、来年こそ、来年こそは新作をバンバン観ていきたいと思う。
もっと紹介したい作品はあるけど肩が痛いので終わります。
オタクとヘアカットの関係
Twitterのフォロワーが初めて美容室に行っていた。そのフォロワーは美容室に入る前に「オタクの来るところじゃねぇ!」と言われるんじゃないかとか、切り終わった後も、「めっちゃオタクが頑張ってるやん」と言われるんじゃないかと怯えていた
俺はこのフォロワーをバカにしたいわけじゃない。むしろ逆である
オタクが美容室に行くのは正直、メチャクチャ勇気がいると思う。俺もいつも行っている美容室以外に行くのはめちゃくちゃ緊張する。ていうかできれば行きつけ以外行きたくない
この問題は大きすぎる。いつもそう思う
自分が納得のいく髪型にするのは難しい。だからこそ自分のお気に入りの美容室なんかを探すべきだろう。でもオタクにはそれが難しい。壁が多すぎるのだ
どんな髪型が似合うのかわからない。
まず最初、デビューしようとしたオタクがぶち当たる壁がこれじゃないだろうか
今までオシャレに興味が無かった分、どんな髪型が自分に似合うのかがわからない
マッシュやらツーブロックやらアシンメトリーやら、髪型だけでも種類が多い
はたして自分に似合うのはベリーショートなのかショートなのか。髪色は茶髪がいいのか黒がいいのか。何もわからないまま髪型を選ぶことになる
美容師=カースト層上位のイメージ
美容師は見た目が陽キャすぎ
なんか髪の毛クルクルでかっこいいし、痩せてるし、着ている服もオシャレだし、笑顔だし、イケメンなので、オタクからする正反対の世界の住民なのである
しかし実際どうなんんだろう。我々オタクとなにが違うのだろう
自分がいつも言っている美容室の店長(女性)は、めちゃくちゃプラモデルオタクなのである
いきつけのおもちゃ屋(個人経営のプラモデル重視の店)があり、そこになんと作ったプラモデルが展示されるぐらいのオタク。
オタクすぎてその店の店長から、幕張であるおもちゃショーのビジネスデー(おもちゃ業界の関係者しか入場できない日)に誘われるほどなんだとか
しかも夫はゲーム好きだそうだ
そう美容師にもオタクは存在するのだ。(多くはないんだろうけど)
なのでたぶん大丈夫だろう。たぶん
美容室はオシャレすぎる
美容室、オシャレすぎ
スタイリッシュな店内に高級感のある椅子や、四角じゃない鏡。観葉植物。おいてある雑誌。もうすべてオシャレなのだ。オシャレ。いい匂いだし。
我々オタクは〇〇ブックスやアニメ〇〇。まるで地底の様な暗いゲームセンターなんかが棲み処なのだ。
真逆の世界なのだ。美容室とゲームセンターとでは。まさに天と地ぐらいに
これは正直どうしようもない
自分がこの場にいていいのか不安になるのはわかる
美容室も悪意はないし、オタクが勇気を出すしかないんだと思う
さあ、立ち上がれオタク
変わりたいと思うオタクは勇気を出して美容室に行こう!これしかない
髪型も美容師さんと相談しながら決めればいける。というかたぶんイメチェンしたいといえばオシャレにしてくれると思う
(たぶん)美容師さんはオタクに対してそこまで嫌悪感はない(はず)
美容室にオタクは入っていいんだ!
さぁ、立ち上がれオタク
メラビアンの法則をモノにするために