オタクとヘアカットの関係

Twitterのフォロワーが初めて美容室に行っていた。そのフォロワーは美容室に入る前に「オタクの来るところじゃねぇ!」と言われるんじゃないかとか、切り終わった後も、「めっちゃオタクが頑張ってるやん」と言われるんじゃないかと怯えていた

 

俺はこのフォロワーをバカにしたいわけじゃない。むしろ逆である

 

オタクが美容室に行くのは正直、メチャクチャ勇気がいると思う。俺もいつも行っている美容室以外に行くのはめちゃくちゃ緊張する。ていうかできれば行きつけ以外行きたくない

 

この問題は大きすぎる。いつもそう思う

 

自分が納得のいく髪型にするのは難しい。だからこそ自分のお気に入りの美容室なんかを探すべきだろう。でもオタクにはそれが難しい。壁が多すぎるのだ

 

どんな髪型が似合うのかわからない。

 

まず最初、デビューしようとしたオタクがぶち当たる壁がこれじゃないだろうか

今までオシャレに興味が無かった分、どんな髪型が自分に似合うのかがわからない

マッシュやらツーブロックやらアシンメトリーやら、髪型だけでも種類が多い

はたして自分に似合うのはベリーショートなのかショートなのか。髪色は茶髪がいいのか黒がいいのか。何もわからないまま髪型を選ぶことになる

 

美容師=カースト層上位のイメージ

美容師は見た目が陽キャすぎ

なんか髪の毛クルクルでかっこいいし、痩せてるし、着ている服もオシャレだし、笑顔だし、イケメンなので、オタクからする正反対の世界の住民なのである

しかし実際どうなんんだろう。我々オタクとなにが違うのだろう

自分がいつも言っている美容室の店長(女性)は、めちゃくちゃプラモデルオタクなのである

いきつけのおもちゃ屋(個人経営のプラモデル重視の店)があり、そこになんと作ったプラモデルが展示されるぐらいのオタク。

オタクすぎてその店の店長から、幕張であるおもちゃショーのビジネスデー(おもちゃ業界の関係者しか入場できない日)に誘われるほどなんだとか

しかも夫はゲーム好きだそうだ

そう美容師にもオタクは存在するのだ。(多くはないんだろうけど)

なのでたぶん大丈夫だろう。たぶん

 

美容室はオシャレすぎる

美容室、オシャレすぎ

スタイリッシュな店内に高級感のある椅子や、四角じゃない鏡。観葉植物。おいてある雑誌。もうすべてオシャレなのだ。オシャレ。いい匂いだし。

我々オタクは〇〇ブックスやアニメ〇〇。まるで地底の様な暗いゲームセンターなんかが棲み処なのだ。

真逆の世界なのだ。美容室とゲームセンターとでは。まさに天と地ぐらいに

これは正直どうしようもない

自分がこの場にいていいのか不安になるのはわかる

美容室も悪意はないし、オタクが勇気を出すしかないんだと思う

 

さあ、立ち上がれオタク

変わりたいと思うオタクは勇気を出して美容室に行こう!これしかない

髪型も美容師さんと相談しながら決めればいける。というかたぶんイメチェンしたいといえばオシャレにしてくれると思う

(たぶん)美容師さんはオタクに対してそこまで嫌悪感はない(はず)

美容室にオタクは入っていいんだ!

さぁ、立ち上がれオタク

メラビアンの法則をモノにするために