【シャドバ】今ラダーで使用している『ミッドレンジ機械ロイヤル』を紹介・解説

 はじめましての方は、はじめまして。ほえいというものです。

 はじめてシャドバの記事を書いて見るので一応自己紹介を書いておきます。

 一応マスターランクです。STD期からやってるのに一回もグラマスにはなったことないです。趣味の範疇でやってます。もともとカードゲームが好きで、一番やったカードゲームは遊戯王です。

 

 さて今回は、今ラダー(ローテランクマ)で使用している『ミッドレンジ機械ロイヤル』を紹介しようと思います。

 まずはロイヤルの現環境を考察してみようと思います。

現ロイヤル環境考察

『機械ロイヤル』

 新パック販売開始直後、流行りに流行ったデッキタイプです。トランプル、ヨハンという強力なカードのおかげで『壊れ』とまで言われましたが、ネクロとヴァンプのデッキが出てきてから、だんだんとtierが落とされた気がします。すごく好きでした。トランプルの展開力はすごく楽しかったですが、やはり展開力だけでは環境に居座れなかった感じがしますね。どうしても除去の多い、ネクロやヴァンプに押し負けてしまう感じがしますね。残念。

 

『ミッドレンジロイヤル』

  tier1のデッキです。このデッキが現在の、ネクロヴァンプロイヤルの三竦み状態を作り出しているような気がします。ネクロの頭が一つ抜けているのでギリ対抗できてるといった感じがします。進化権(リーシャ、オクトリス等)が多いのと、新しく出た『白刃の剣舞』がいい感じで、テンポとってくれるので強いと思います。しかし択が多い分、プレイングがひじょおおおおおに難しくなってると思います。たぶん無難にこっち使った方がいいかもしれない・・・。

 

さて本題の『ミッドレンジ機械ロイヤル』です。

 

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『ミッドレンジ機械ロイヤル』

 

shadowverse-portal.com

 

 なんだこれは。

 

 こんなんで勝てるので今の環境楽しいです。勝率は大体6~7割ぐらいでしょうか。大将軍出しながらテンポ取るならこんな感じがベストかな?と思い組んでみました。一応『princess cup』このデッキの調整前(白刃2枚ではなくマシンブレードソルジャー1枚とマシンエンジェルが3枚の構築でした)でA-グループ進出しています。運もあると思います。しかし、グランプリではヴァンプとネクロにも当たってはいるので、まだ戦える方なのかな~と思ったり。とにかく楽しいデッキに仕上がったと思います。

 

 

具体的な構築理由・採用理由

 まずは具体的な構築理由です。今回のパックは機械を軸に、ものすごくロイヤルに展開力が戻ってきたと思いませんか?自分は思います。しかし、ミッドレンジ軸は展開力が個人的に微妙に見えてしまいました。せっかく展開力のある機械があるのに、それを活かさないのはもったいないなと感じ、作ってみました。そう考えた時にまず不必要なカードは『トランプルフォートレス』でした。確かに展開力だけで見たとき、ロイヤル一、いや環境一の展開力を有していると思います。間違いなく『壊れカード』の部類です。しかし、その展開力はメインに”機械”を据えたときのみです。今回のミッドレンジ要素も入れるなら、まずいらないだろうと思い、抜きました。そうなると自然と『純鉄の英雄・ヨハン』と『機械神』は不要になります。そして残ったのが、『キャノンスマッシャー』と『マシンエンジェル』となりました。

 果たしてこれはミッドレンジ”機械”ロイヤルと言えるのか?と怪しい感じになってきましが、言います。言わせてください。言いたいです。

 ミッドレンジの展開が微妙といいましたが、”カード1枚”で墓場にフォロワーを送れるのが多いカードは、ミッドレンジの方が多いと考えました。例としてリオード、リーシャ、ドラゴンナイツ、は一枚でフォロワーを2体墓場に送れるんです。これ大将軍使わないのもったいない気がしません?機械軸だと、一枚でフォロワーを2枚以上墓場に送れて、強いのは択としてキャノンスマッシャーとマシンエンジェルしかありませんでした。(トランプルや機械神は限定的すぎる)

 また簒奪系は入れてません。横に広げてテンポを取るというこのデッキにあってないように感じるからです。環境でよく見る『簒奪の絶傑・オクトリス』も進化権を使わないで進化できるのは強いですが、横に広げるわけではないので不採用です。

 

特殊な採用理由

真紅の穿光・ゼタ

 強いと思います。普通に6/5の突進は破滅のサキュバスを一枚で取れるので強いです。しかし複数枚積むカードだと思えませんでした。ネクロであんまり強くないと思うからです。確かにセレス取れるのは強いですがアーカス展開後にあんまり出せるようなカードでもないので一枚に落ち着きました。一枚でも全然活躍してくれるカードですし、リーサル確保にもなるカードなので採用です。

 

飢餓の絶傑・ギルネリーゼ

 環境ではほとんど見なくなったギルネリーゼ。しかしこの環境の、このロイヤルだからこそ強いと思います。このロイヤルではギルネリーゼの役割である、バフかけ、回復、ドローの、すべてが強いと思います。バフはテンポ取りやリーサル取り、回復はリーサル逃し(蝙蝠ヴァンプには特に欲しい)、ドローは単純に択が増える、あわよくばリーサルも取れるので強いです。しかし手札にいっぱい来られてもキツいので2枚になってます。

 

立ち回り

 マリガン

 何を残し、何を残さないかそして何を呼んでくるか。かなり重要なマリガン。今回のデッキは展開力が重要なので、基本的魔に『オースレスナイト』『マシンエンジェル』は確実に残したいですね。また3コスの『魔道狙撃者・ワルツ』や『白翼の戦神・アイテール』は一枚なら残しても大丈夫だと思います。

 

 逆に切るカードとしては『炎獅子の大将軍』『ドラゴンナイツ』場合によっては『空の指揮官・セリア』『キャノンスマッシャー』も切っていいかもしれないです。(セリアは2コスかぶり、キャノンスマッシャーは後攻時など、ほんとに場合による)

『スカイセイバー・リーシャ』も切っていいでしょう。リーシャをキープするより、アイテールでリーシャ引きに行った方が余裕ができるので。

 

前半の立ち回り

 もし『クイックブレーダー』を引いても1ターン目に使う時はかなり吟味してください!これは絶対です。なぜならリーシャがこのデッキにはいるからです。リーシャを持ってこれる、もしくは持っているか、相手が蝙蝠ヴァンプの可能性があるか。いろんなことを考えてクイブレを切らないと、テンポを取れないことがあります。ヴァンプだと割かし切っても大丈夫だと思います。それでも手札と相談しながらですが。

 

2~4ターン目はやはり展開して盤面を埋めていきたいですね。『キャノンスマッシャー』は先行4ターン目で使うと強いと思います。また後攻だと『月の刃・リオード』を2ターン目置きで、殴らず4ターン目進化して、横に広げながら『アサシン』潜伏なんかもいいと思います。あと『隠伏天誅』は体力1のフォロワーに打っても強いと思います。

とにかく前半は横に広げて処理しづらくした方がいいと思います。

 

中盤の立ち回り

 とにかく盤面を残しながらの処理をしていきたいです。『カイセイバー・リーシャ』+1,2コスフォロワー等で盤面を1体でも多く残して、8ターン目の『高潔なる騎士・レイサム』や7ターン目『飢餓の絶傑・ギルネリーゼ』でのリーサルにつなげたいですね。横に広げる択として、『希望の戦術家・セリア』や『キャノンスマッシャー』などもできるだけ使いながら、横に広げつつ戦うのもアリです。

 一つ注意としてあるのが、リーシャをキャノンスマッシャーやマシンエンジェルで広げられないところです。リーシャは兵士フォロワーを場に出すと進化なのでそこだけ注意してほしいです。

  また潜伏していた『月の刃・リオード』に『白刃の剣舞』を使っても強いと思います。特に対セレスには強いと思います。(穏伏天誅があればダメージを受けずにとれる!)

 

後半・終盤の立ち回り

 とにかく、押し切ることが大事です。『高潔なる騎士・レイサム』や『炎獅子の大将軍』などはすごく優秀な押し切りカードでしょう。また横に広げるなら『マシンエンジェル』を素出しもいいと思います。(モノと相打ち出来る)

 レイサム後だと『不滅の群青・ベアトリクス』+『絶望の使者・セリア』だけで10点出る(進化無)なのでこれでも押し切れる力はあるでしょう。(大将軍も出てきたりするのでもっと出たりする)

 『ドラゴンナイツ』で場を固めて『破滅のサキュバス』を耐えたりするのもいいでしょうし、リーシャの付録である、『トワイライトソード』で盤面明けながら相手の顔を詰めるのもいいでしょう。とにかく押し切れば何とかなります。

 

まとめ

  環境的に少しロイヤルがtier1の中でも弱くなってるのかなぁと思ってしまいます。ですがまだまだロイヤルはポテンシャル高いのでロイヤル愛好者の人は是非頑張ってほしいと思います。ロイヤルはとっっっっっっても楽しいリーダーなのでロイヤルを普段使ってない人も是非使ってほしいと思うリーダーでもあります。(ロイヤルはプレイングうまくなりますよ)